北海道大学(理系学部) Aさん 《使用した教材・参考書》・Rise② →夏休み中に解きました。印刷して使ったほうがいいです。目標時間が書かれているので、それを目安に長文を読む。最初は目標時間に間に合わないことも多いと思います。そういうときは、とりあえず、時間内でどこまで読めたか印をつけ、そのあと最後まで解く。このときも、何分オーバーしているのか時間を計って記録する。最後まで解き終わったら丸つけをし、その日でもいいしその次の日でもいいが、必ず復習を徹底的に行うようにする。復習のやり方としては、色つきのペンを使って適宜書き込みながら1文1文英文解釈を行っていくと行った感じです。関係代名詞の省略、so~that構文などには特に気を付け、今回自分が理解出来ていなかった構文を明らかにする。Riseは解説が詳しいので、複雑な文は必ず英文解釈が解答にかかれているので、自分の解釈と照らし合わせて確認する。同時に、わからなかった単語はノートに書き出したり、単語帳に印をつけたりする。また、頭の中で全訳を行う(書いていると時間がかかってしまうので)。設問になっている箇所を確認し、間違えていた場合はどこを読み落としていたのか、どのような点が問題となって正解に辿り着けなかったのかを分析しました。これを毎回必ずやるようにしました。私はこれで夏休み中に50点もセンター筆記の点数が上がり、そのあとの模試では、英語は8割前後は安定してとれるようになりました。 ・Rise③ →夏休み終わったあたりからセンター演習前までやりました。やり方は先ほどと同じです。こっちは割と二次レベルの対策と思ってやっていました。 ・基礎英文解釈の技術100 →夏休み前からやり始めました。全部で100個あるので、夏休み中に終わるように計算しながら毎日何個というように決めてやりました。CDがついているのが良いところです。 ・システム英単語 →2年生の1月くらいから取り組み始めました。最初の方は真面目にやっていたものの、3年生になってからややサボりがちになってしまい、3年生の夏休み前に長文を読んで、全然単語が覚えられていないということを痛感し、そこから毎週、知り合いの北大生にシス単テストをやっていただくことにしました。単語ができなければ長文は読めないので、単語はしっかりやった方がいいです。 ・ネクステージ →毎日1章やっていましたが、分量が多い章は2日に分けていました。やり方としては、問題を解く→右ページの解説を読み答えを確認→問題番号の横に、「間違っていたら×、合っていたけどなんとなく選んだ場合は△、合っていたけど、解説を読んで自分の解答の根拠が大体は大丈夫だがやや不十分である場合は○、完璧に根拠まで合っていれば◎」というように印をつけていく。それを、すべて◎になるまでやりました。 ・北大の英語15か年 →私は過去問を最後まで残しておきたかったので、センターが終わってから一気にやりました。人によっては秋頃からちょっとずつやって、精読用として使っていたという人も多くいました。自分の好みだと思います。 《勉強方法》・単語は、テストをやってもらうとやっぱり違うと思います。 ・夏休みからはほぼ毎日、長文を欠かさず読みました。別に、『Rise』でなくても良いと思いますが、長文は本当に毎日読むことをお勧めしたいです。毎日新しい長文を読む必要はないです。一度読んだ長文でも全く問題ないです。 ・長文は、読むだけじゃ意味がないので、読んだ後、初めて読む長文はすべての文に対して英文解釈を行い、頭の中で全訳しました。あとは、時間を計ることを忘れずに。2回目以降の長文であれば、前回しっかり読み取れていなかったところが読み取れているかを大事にして読むようにしました。 ・私はRiseはどちらも2周しました。 ・英文解釈系の参考書はやっておくと良いと思います。英語を得意としていた先輩や友達はやっていた人がほとんどでした。『基礎英文解釈の技術100』以外だと、『Rise構文解釈』、『ポレポレ英文読解プロセス50』、『英文問題精講』などがあるので、自分の好きなので良いと思います。 ・(北大であれば)英作文はセンター終わってからで本当に十分でした。ただ、秋の大学別模試でいい点数が出るとちょっとだけモチベーションにつながるので、その前にちょっとだけやってもいいと思います。 ・センター終了後、北大の過去問1年分または北大オープン模試を、時間を計って毎日1回分解きました。その英作文を先生に添削してもらっていた感じです。 ・音読はした方がいいと思います。私は、コミュ英の教科書とコミュ英の教科書のCDを使ってやっていました。これをやると、定期テスト前になにも勉強しなくてもコミュ英のテストで90点はとれるので一石二鳥です笑 |
青山学院大学(経済学部) Bさん 《勉強方法》自分は高校2年生の秋までは英語は大の苦手科目で成績も偏差値が50に満たない程度でした。高校2年生の11月の模試でひどい成績を出し、当時の担任にこのままではどこもいけないと言われとにかくボロクソに言われました。(笑)そこでボロクソに言われたままでは負けた気がしたので、「1月の模試でなんとか見返してやろう!」と思いました。しかし、当時の自分は英語の基礎がびっくりするくらいできてませんでした。だからまずは基礎からやろうと思いました。 では、英語の基礎とはなにか?ズバリ「単語・熟語・文法」の三本柱です。 この3つの要素のいづれかが欠けていると英語の基礎ができているとは言えません。英語の長文を読解するときも、この3つの要素を基に読解するのです。成績の面から言うと、この3つの要素を完璧にすると、どの模試でも偏差値60近くは取れると言っても過言ではないでしょう!じゃあ偏差値60っていうほど難しくないんじゃないかと考える人もいるでしょう。しかし世の中そんなに甘くありません(笑) 先ほど偏差値60を取るには3つの要素、すなわち基礎を完璧にといいましたが、基礎を完璧にするとは具体的にどういうことなのか。単語を例にとって考えると、ある単語を言われて即座にその単語の意味を言えるレベルです。「その単語なんだっけなぁ~」と考えているようではダメです。 基礎を完璧にするということは実はものすごく難しいことで、これは英語に限ったことではありません。 では具体的に僕がおこなった英語の基礎固めの方法を教えます。 まず、単語と熟語は、毎日100個必ず覚えました。単語と熟語は使う教材はセンター試験レベルのものであればなんでもよいです。なぜならセンター試験レベルの単語帳はどれも書いてある内容が変わらないからです。ちなみに僕は赤色のユメタンという単語帳を使っていました。毎日100語覚えて10日で1000語覚えます。そしてユメタンは1000語収録してあるので、11日目はまた最初から覚えなおし、何周もして1000語を覚えました。熟語も同じメソッドです。
文法は単語や熟語とはやや異なり、暗記と理解の両方が必要となります。文法を勉強する際に必要となる教材は、文法の辞書代わりになる参考書と文法問題集です。僕は辞書代わりになる教材として学校で配布されたビジョンクエストという参考書を使っていましたが、市販のやつでも十分オッケーです。市販のものではForestが有名です。問題集はスクランブルという教材を使用していました。
そして勉強法はまずスクランブルを最初から解いて自分が出来なかったところを辞書代わりになる参考書で徹底的に調べる。スクランブルのにも解説はありますが丁寧ではないので、辞書代わりになる参考書で徹底的に調べてください。次に1回目でできなかったところを解いていく。また間違えたところチェックしていく。という流れです。 僕は根気よく基礎固めに徹して高校2年生の1月の模試では偏差値60を超す結果となりました。そこから英語が読めるようになり、英語が楽しくなって、得意科目になりました。今英語が苦手な人も少し力を振り絞って基礎固めに徹してみてください!きっとあなたの英語力が劇的に変わることでしょう! |
北海道大学(法学部)Cさん(男性) 《勉強方法》・センター型 まずは、英単語帳1冊をセンターレベルまで完璧に仕上げるところから受験勉強が始まります。単語をおろそかにすると長文でわからない単語が増えて意味が取れなくなる恐れが高いので基礎の基礎は揺るぎなくしっかりやってください。また、単語帳で単語を覚えるとき、発音やアクセントも一緒に覚えていくとセンター試験や私大の発音・アクセント問題に強くなることができるので非常におススメです。また、単語帳に付属CDが付いている場合、リスニング能力も培うことができます。なので、単語帳ひとつ取っても使い方が非常に多岐にわたっています! その次は英文法です。センター試験では200点満点の中で40点前後を占める重要なセクションです。これは学校で配られている文法書を熟読し、頭の中にインプットして、すぐにそれを「NextStage」などの受験用の文法問題集なので頭に叩き込んだところをアウトプットしていってください。 ・記述型2次試験 センターレベルまでの知識を前提として、センターレベルを完璧にできたのならば、次はより高いレベルの単語・文法を覚えていくことから始まり、志望校のレベルに合わせてかかる日数も様々でしょうが、センターレベルの力があれば、和訳問題、日本語内容説明問題などの書き方に慣れていくぐらいで、攻略できるとは思います。しかしながら、センターとはやはり違うので、添削指導はほぼ必須だと思います。過去問をやりこみ、傾向を掴んで、それに合わせてさらに勉強していけば、自ずと合格点もみえてきます。英語の記述試験では、日本語を英語にして書いたり、英作文を書いたりと、センター試験とは全く違う技能を問うてくる大学が多いので、その対策は特に添削指導が必要になります。添削でコツを掴めば英語はそんなに苦ではありませんので、コツを掴めるように、頑張って下さい。 |